Fusion自動設計(Desk[机]編)
Case:DESK[机] Modelの自動設計
2024年11月26日
DesignConsul

Fusionパラメトリックモデリング機能+GenerativeDesign

はじめに

Autodesk Fusionには標準ライセンスで使える様々な機能がありますが、その中の1つである『パラメトリックモデリング機能』を活用されているお客様活用事例となります。
一定の設計ルールがあれば、設計時間を大幅に短縮することができる機能となりますので、皆さまも是非ご活用ください。

事例
01:Desk Model
01:Desk Model
【ポイント】
・設計条件(ルール)の登録
・自動設計による工数削減
・GenerativeDesignによる付加価値

パラメトリックモデリング機能
①デスク板サイズを決定

設計の条件(ルール)を登録しておくことで、数値入力→デザインが自動修正される仕組みができる。
※脚の位置も同様でルールに従って自動設計が可能

②脚の本数やタイプを選択

脚のデザインをタイプ別に登録しておくことで、タイプ選択→デザインが自動修正される仕組みができる。

③Generative Design機能

更に、パラメトリックで自動設計したデザインに対しGenerativeDesignを加えることも可能であり、有機的で独自性の高い形状を生成することが可能である。

設計のポイント

JIS S1205:家具−テーブル− 強度と耐久性の試験方法
・7.1.3 持続垂直荷重試験
・7.2 水平力試験
を参考に荷重条件を作成。

追加条件のポイント

・椅子の出し入れに必要なスペースの確保
・人が座るために必要なスペースの確保
・脚の着地位置のパターンの追加
(4隅以外の条件追加)